2018年3月30日金曜日

【第1展示室】築田ひろみ展

ただいま第1展示室では「築田ひろみ展」を開催しています。

こちらは当ギャラリーでの展示は初めての開催となります。
絵を描き始めたきっかけについてお話をうかがったところ、
趣味で始めた陶芸に絵付けをしたいと思い、最初に水彩画の教室へ入られたそうです。
そしてしばらくしたころ、
「そこでの作品がどれも似ていて、どれがだれの絵か分からなくなっていたんです。
それで、その教室はやめたんです」
その後、絵画の同好会や基礎デッサンへ通ううち、美大の通信教室へ通っていた方と知り合い、
ご自身も京都造形芸術大学の通信教育部で美術を学ばれました。

築田さんの作品から、まず目に入るのは鮮やかさや動きを感じる色彩。
一見、抽象画かな?と思う方もおられるそうですが、これらはご自身が目にした
身近な風景を描かれています。
「見たことのない景色は描けないので、実際に行って、見て、スケッチして、
そこから広げていきます」
しばらく見ていると、柔らかなフォルムの中から公園や木々が立ちあがってくる感覚が
とても心地よく思えます。


「大学へ進むとき、絵にするか陶芸にするか迷ったんですけど、将来的に家に窯を作るのは大変だと思って、絵を選びました。
入ってから、基礎をしっかり習って進級した後に先生に今日から基礎を忘れろって言われたんです。自由に描くってどういうことだろうってとても悩みました。ただ、若い学生さんやいろいろな人の作品を見ていると、こんな風に描いてもいいんだ!って、とても刺激をうけて」
これまでも、3年ごとに個展を開催されたり公募展へ出展されたりと制作活動を続けておられます。
これからの目標や、してみたいことについては
「興味を持ったことについて学んだり深めていくのが好きなので、
そのなかで刺激を受けながらどんどん変わっていきたいですね。
そうしながら、自分の世界を作っていけたらいいなって思っています」とのこと。
5年後、10年後の作品はどんなふうになっているのか、鑑賞するこちらも楽しみですね。
ぜひ皆さまお誘い合わせのうえお越しください。


[期間] 3月30日(金)~4月4日(水)
[開館時間]10:00から19:00まで ※4月4日(水)は18:00終了
[入場料] 無料